- 住宅品質確保促進法(品確法)の創設並びに建築基準法の改正を契機とし、住宅建設における基礎・地盤の重要性が強く認識されるようになってきました。弊社では、地盤調査・地盤評価・地盤補強工事・地盤保証とすべてをトータルにサポートできる体制を整えています。
- ご安心ください・・・・・当社では国土交通省を初めとする各建設局事務所等で現場管理者として認定されている有資格者が業務を行います。
地質調査技士 (現場技術管理部門3名、現場調査部門5名、土壌地下水汚染部門2名) - 地盤調査は,「資料調査」「現地踏査」「原位置試験」から成り立つことをご存じですか?
現場調査の前に・・・・・調査地はどのような地形なのか(台地か低地か)・・・・・どんな土が堆積しているのか(土地の履歴を含む)・・・・・表層部に分布する土のおよその地耐力は何(kN/m2)程度か、等を事前に調査員が認識した上で地盤調査を行います。
試験調査では現地踏査を踏まえて行います。この結果、適切な地盤評価を行う事が可能となります。
戸建住宅の地盤調査では、 敷地内の四隅4箇所程度において全自動フルオート機(ジオカルテ)によるサウンディング試験を行います。
また、敷地の中央部でハンドオーガーボーリングによる地層確認も実施いたします(現地盤から約2.0m程度)。 - なぜ、地層確認が必要か・・・・
それは、土質によって地耐力とN値(貫入抵抗)の関係が異なるからです。
基礎仕様(直接基礎か地盤改良)を検討する上で、計画基礎底面に分布する土質が重要です。
例えば、台地に分布するローム層、谷地並びに低地に分布する有機質粘土層等では、同じN値(貫入抵抗)でも地耐力(硬さ)は明らかに違います。土質の判別は少なくとも、「地山と盛土」「沖積層と洪積層」を判断する必要があります。
これが適切な地盤評価を行う上で重要となるからです。- 全自動フルオート機(ジオカルテ)によるサウンディング調査
- 使用するスウェーデン式サウンディング試験機はフルオートの機械式の使用を義務づけており、調査技術者の経験や知識の差によりデータが異なることのないように指導しております。
また、試験データは電子ファイルとして第三者の機関による試験内容のチェックを行いますので、判定のバラツキや試験値の記入ミスを防ぐ役割もあります。
全自動フルオート機(ジオカルテ)の画像はこちら - 戸建住宅の場合、地盤改良を採用する主な目的は、沈下の軽減・防止です。本来の基礎仕様(布基礎・ベタ基礎)では、不同沈下の要因が有る地盤に対して対策を検討する必要があります。
弊社では、表層改良工法・柱状改良工法・小口径鋼管杭工法等の基礎補強策を実施しております。また、基礎工事の際には、土壌汚染に対して極力配慮することも重要です。特にセメント系固化材を用いた地盤改良に対しては、六価クロムの溶出が懸念され、特に火山灰質粘性土地盤では注意を要します。敷地の再利用等を考慮すると,六価クロムが溶出しない配慮が必要となります。
(下表:おもな地盤改良方法一覧) - 地盤の状況や計画建物の状況に応じて適切な工法での施工を行います。
また、品質管理・施工管理等においても有資格者が業務を担当いたします。 - 監理技術者(一級土木施工管理技士 2名)
杭頭処理
小口径鋼管杭
- 株式会社GIR認定店 株式会社京北地盤コンサルタント
![]() 表層改良 |
![]() 柱状改良 |
![]() 攪拌状況 |

