平板載荷試験とは、直径300mm以上の載荷板でジャッキにより地盤に垂直荷重を与え、荷重の大きさと 載荷板の沈下量との関係から地盤反力係数や極限支持力などの地盤の変形及び支持力特性を調べるための試験です。
平板載荷試験のうち、構造物基礎などの設計及び設計条件の確認のための試験として 「地盤の平板載荷試験」が規定され、道路の舗装、路盤、路床設計及び施工管理のための試験として 「道路の平板載荷試験」(地盤反力係数はKsで表されるため、K値と呼ぶこともあります)が規定されています。
当社では平板載荷試験を毎日承っております。経験豊富な調査員と技術部員が高水準の試験を行っており、高い信頼を得ております。費用についてもお気軽にお問い合わせください。
また、当社は厳しい現場状況にも出来る限り対応しております。
 
平板載荷試験
 
平板載荷試験 舗装があっても対応出来ます。
カッターでアスファルト舗装を切断し、重機で地盤面まで掘削します。 その後重機を反力として平板載荷試験を行います。復旧は常温合材や加熱合材を使用します。この場合はダンプを2台使用しますので、広めの作業スペースが必要となります。
通常は1日1か所の作業となります。
平板載荷試験 カッター 舗装カッター工                                      
アスファルトカッターで試験範囲のアスファルトを切断します。
通常2.5m×2.5m程度の大きさで切り抜きます。その後、重機でアスファルトをはがし試験面まで掘削します。
平板載荷試験 測定 測定中                                             
掘削した残土は持ち込んだダンプに積込み、試験装置をセットし測定に入ります。測定中は静かです。
測定は、計画最大荷重を5〜8段階に等分して、荷重を段階的に載荷します。
時間は1段階につき30分程度です。
平板載荷試験 試験装置 試験装置                                              
重機を反力として載荷板に油圧ジャッキで地盤に垂直荷重をかけています。
地面に設置した円形の載荷板は直径300mmで厚さ25mm以上のものを使用します。
垂直荷重により載荷板が地面に沈下します、その沈下量を4つのダイヤルゲージで読み値の記録をしていきます。
平板載荷試験 復旧 舗装復旧後                                              その日のうちに使用できるよう常温合材や加熱合材で復旧します。
 
平板載荷試験 現場状況に応じて柔軟に対応しております。
平板載荷試験は、原地盤に直径300mm以上の剛な載荷板を設置してジャッキにより垂直荷重を与えます。
原地盤に荷重を与えるための反力として、鉄板や重機などを使用します。また重機が入らないような現場にはアンカー工法で対応しております。
平板載荷試験 アンカー1

 アンカー工法

平板載荷試験 アンカー2

 アンカー工法

平板載荷試験 敷鉄板

 鉄板による荷重

平板載荷試験 重機

 重機による荷重

 重機が入らない場所でも対応しております。

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